イケメンヤンキーに愛されて

あたしが、小学校低学年のときのことだったかな。

『お兄ちゃん、これほしい~』

勝手にお兄ちゃんの部屋に入り、万華鏡を見つけたあたし。
キラキラしているのに興味を持ち、とても欲しがった。

『愛結、それはお兄ちゃんの~』

お兄ちゃんは、優しく笑って万華鏡を元の場所に戻した。

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