三日恋〜晴と雪の恋物語〜
部屋がパット明るくなる。
俺は部屋を見て驚いた。
引越して来てそのままのように、部屋にダンボールが沢山あるだけで、部屋は生活感がなかった。
「この子、引っ越してきてからずっと部屋にこもりきりだったから」
里美さんは俺の表情を読み取ったのか、そう苦く笑った。
「この子、ずっと泣いてたよね。部屋の外から何話してるかは聞こえたんだ。ありがとう、晴斗君」
「え?」
「この子を、お父さんの死と向き合わせてくれて」