三日恋〜晴と雪の恋物語〜
「昨日の場所でサッカーやろうよ!」
あたしがもう一度言うと晴斗は小さく息を吐いた。
「仕事中だから無理。遊んでる暇なんてないの」
「え〜!そんなぁ〜!昨日はちょっとだけ遊んでくれたのに!」
「あれはお前を呼びに行ったの!遊びに行ったんじゃないの!」
晴斗はまるで、子供をしつけるかのように言う。
「サッカーは一人じゃできないんだもん……」
あたしが呟くと、晴斗はピクリとした。
「そんなの……俺だって分かってるよ……」