いつもいつも、いつまでも… ～石田班長～

期待と後悔と悩み

見学してからアタシは親に頼みに頼み込んで入班の許可がでた

その際の母親の言葉――

『辞めたくなったらいつでも言って良いからね♪』


その言葉は重くアタシにのしかかった


『辞めてやるもんかッッ!!』

そんな勢いだった



4月22日の放課後
班活発足会


その時、アタシは１-４にいた


４組が場所なのだから…


周りを見渡すと知らない人ばかり…


さあ…アタシはこれから生きていけるのか


今となってはそんなムダな心配をした


未だに４組に入れない

女子に入るなら兎も角、男子に入るのだからそれはそれで難である


（あぁ…アタシはこの教室に入る事であっているのか？アタシは気違いじゃないのでしょうか？マネージャーなんて…）


アタシにしては、実に珍しい挙動不審だ


４組の教室の２つの出入口の１つのところで何往復したのだろうか…？

（入ろうかなぁ…でもやっぱムリだ…）

あぁ…焦れったい


本人がそう思ってもやめられないものはやめられない