きっと、君を離さない
プロローグ



小さい頃から。
私は自分が嫌いだった。



人の顔色を伺い、無理やり笑っているような子供。




だって、そうしなければ。






あの日々を、やり過ごすことはでいなかったのだから。






苦しかった日々。






絶望を、たかだか数年生きただけの子供が感じた。






私の人生。








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