※クールな彼の笑顔にご注意下さい




「こないだのこと。ごめん」




「へ?!な、なんで神田くんが謝るの!」




神田くんはなにも悪くないのに!!


てか



「寧ろあたし、いきなり帰っちゃってごめんね、雰囲気悪くさせちゃったよね・・・」




「いや、・・・」




煩い廊下とは裏腹にシーンと沈黙する私たち




うう〜



何か話さなきゃっ





「あれから。・・・あれから、3人でのお勉強会は捗ったっ?」





「いや、」





「あ、そーなんだ〜やっぱ柊くん騒いだりしたのかな〜」




「いや、だから」





「まあ、私の時でもあんま変わんないかっ」





「3人じゃないし」




「・・・・・・え?」



今なんと・・・?



「あの後、アイツにも帰ってもらって和人とマンツーマン」





「え、そうなの・・・ー?」




「一応、あの時約束してたのはお前だからな」




「なにそれ・・・」




なにそれなにそれなにそれ!!!




そんなん言われたらあたし、また変に浮かれちゃうよっ




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