虹色の騎士団
「でもさー、

昔は体術の稽古なんて、辛いだけで、やりたくないー!って思った事もあったんだけどー、

頑張ってた甲斐があってー、

…今、凄く良い事があったよー♪」

「良い事??」

未来は自分の右手を
オレの目の高さにあげた。

……あ!!!

オレ…
さっき連れられたまま手、繋いで歩いてるっ!!!!

慌てて振りほどこうとしたら
、

反対に、ぎゅっ!!
と力強く握られてしまった…。

「日向………。」

上半身を曲げ、
オレの腕を少し引っ張り
自分の腕ごと

ぎゅっ…と、

左腕で抱きしめ…

オレの
手の甲に唇をつける…!

そして…

そのままの姿勢で、
唇を手の甲から離さずに、

じーっ…と真剣な瞳で
見つめられて…

「…ぼくの技に驚いてー、

ちょっぴり
おボケさんになった
かわいー日向と、

こーして手を繋いで歩けた事…。」


…………。

うっわー…。

なんだろ、こーゆーの。

……セクシー??

多分…
こんな感じでNO、1ホストになってったんだろーな…

こいつ………。

< 155 / 786 >

この作品をシェア

pagetop