虹色の騎士団
「いいですか、2人共。

『本当に心のこもった歌』と言うものは、

歌いたいからといって
直ぐに歌えるものじゃないんです。」

学校の先生みたいな感じで兄貴が説明してくれる。

「ただ単に歌うだけなら、
お風呂の鼻歌でも
いいんですけれど、

歌をきちんと歌う場合、
それなりに努力しなければいけない事がある…。

ヒナタも、それを分かっていたから1人で練習していたんですよ。」

歌をきちんと歌う…?

いまいちピン、と来ない…。

歌なんて、
兄貴が言うように
風呂場で口ずさんだり、
音楽の授業でだって歌うし…。

それこそ、回数は少ないとはいえ、
学校の友達とカラオケ行ったりもするんだし。

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