虹色の騎士団
そうだ……!!!

オレ……

昨日、酔っぱらって凛に絡んだんだ!!!

どうしても切れ切れにしか思い出せないんけど……

…何か…とにかくすっげー楽しくて…

確か…凛の頭撫でて…そんで…キスしろーって要求して……

挙げ句、自分から…。

燃えるように熱くなった耳と顔に両手を添えて、未来を見る。

「……凛から何か聞いたのか?

きっ、昨日の事……。」

「残念ながらー
何かあったっぽい事は分かったんだけどー、
なーんにも聞ーてない。」

それを聞いて、ほんの少しだけ『ほっ…』とする。

…もしあんなの、他の人に知られたら……

恥ずかし過ぎて、顔もマトモに上げれなくなるって……。

< 443 / 786 >

この作品をシェア

pagetop