虹色の騎士団
「でも…
そんなに嫌な思い出があったのなら…

何故、俺達と一緒に見ようなんて考えたんだろうね……」

真宵が深刻な顔で考えながら口にする。

「未来の心理は私には関係ない事だ…。

ただ記憶と言う物は、本人が思っている以上に深く脳に刻まれ、

忘れた、克服したと思っていても簡単にはいかないものだ。

…大方奴は、自分を過信していたのだろう。」

『はーい♪日向はここー♪』

オレは今朝からの未来の様子を思い出していた。

未来がオレに対して
『抱っこして見る』って条件言い出して来たのも、

今思えば少し変だった。

2人の時は色々されたりしてるし、

人目がある所でも冗談みたく、色々な事言われたりしてるけど…

でも凛と真宵の前で、
オレの事 あんなに頑として譲らなかったのは初めてだったと…思う。


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