虹色の騎士団
―第3章―『大切な』時間。
「日向さん…。
本当に自分がしていいんですね…?」
勇武の言葉に、オレは小さく頷く。
「…なるべく痛くしないようにはしますんで…
ほんの少しの辛抱です」
自分の中の不安を抑えるように片手を伸ばし、
勇武の左手に指を絡め、強く握る。
…握りしめた手の平は、うっすらと汗ばんでいて………。
そうか…勇武もこんな事、初めてだから緊張するのか……。
勇武がオレの身体に、そっ…と触った瞬間…………。
痺れるような感覚がオレの背中を弓反らせ、開いた口からは自然と声が出てきた。
「うあ…っ!!!」
「す、すいません!!
まだ、自分も上手く出来なくて……!」
あからさまに眉をしかめたオレを見て、
勇武がオロオロと手を放し、誤りだした…。
「……あのさー…。」
その時、側でオレ達を見ていた未来が、
ぶすっ…とした声を出す。
本当に自分がしていいんですね…?」
勇武の言葉に、オレは小さく頷く。
「…なるべく痛くしないようにはしますんで…
ほんの少しの辛抱です」
自分の中の不安を抑えるように片手を伸ばし、
勇武の左手に指を絡め、強く握る。
…握りしめた手の平は、うっすらと汗ばんでいて………。
そうか…勇武もこんな事、初めてだから緊張するのか……。
勇武がオレの身体に、そっ…と触った瞬間…………。
痺れるような感覚がオレの背中を弓反らせ、開いた口からは自然と声が出てきた。
「うあ…っ!!!」
「す、すいません!!
まだ、自分も上手く出来なくて……!」
あからさまに眉をしかめたオレを見て、
勇武がオロオロと手を放し、誤りだした…。
「……あのさー…。」
その時、側でオレ達を見ていた未来が、
ぶすっ…とした声を出す。