虹色の騎士団
兄貴の顔が『ぽ…』っと赤くなる。

「ひ…日向君が僕に対して、
格好良いなんて言ってくれたの…初めてですね……。」

「いや、マジで…!
うーん…
兄貴さ、だて眼鏡とか掛けた方がいーんじゃん?

んでー、こー…表情引き締めてさ…」

「…お前達兄弟は、何をやっている…。」

何か聞いたような台詞を言いながら、
彼方先生がドアの前からオレ達を見ていた。

ちょっと不機嫌そうな感じだな…。

「香澄…腹が空いた。」

へー…。
朝ごはんは取らない主義、とか言ってた先生の台詞とは思えない…。

「珍しいですね。
彼方が朝からきちんとお腹が空くなんて…。」

兄貴も同じように意外だったらしいけど、
何か嬉しそうにそう言うと…

彼方先生がニヤリ…と笑う。

「…昨夜は、身体を動かし過ぎたからな…。」

その途端、湯気が出るんじゃないかって程、
勢いよく兄貴の顔が真っ赤になった。

………??

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