Cherish!!
「やっぱ、始めはあれでしょ」
「我が校の歴史!!」

みんなが声を合わせた。

「えーと」

郁生は、スタスタと奥まで行ったかと思うと、数冊の本を抱えて戻ってきた。

「まずここら辺から見てみようか」

さらっと言ったが、その本の厚さは尋常じゃない!

「郁生…」
「ん?」
「お前、これ全部見る気かよ?」
心の顔は青ざめてる。

「もちろんだ」
「…」
「何時間かかるの?これ」
「まぁ、ざっと四時間ってとこか」
「はぁ!?」

またみんなは声を合わす。
しかし郁生ひとりは涼しい顔だ。
< 16 / 224 >

この作品をシェア

pagetop