真逆な双子と恋愛三角関係
秀を探しにとりあえず、学食に向かった。
秀は確か学食だったし
多分、そこに行けば会える。
学食の前まで行くと、
ちょうど秀が学食から出てきてばったり会ってしまった。
秀と目が合うと
秀が先に目をそらして歩いて私の横を通り過ぎていく。
え…
ズキって胸が痛んだような気がして
ちょっとだけ固まってしまった。
でも、ちゃんと言わないといけないから秀を追って慌てて秀の名前を呼ぶ。
「…っ」
でも「晴山くん」って呼ぶべきか
「秀」って呼ぶべきなのかわからなくて
言葉に詰まってしまった
そんな時、
私の隣をリコとリコの友達が通り過ぎて行き確信した。
「晴山くん」
私がそう呼ぶと秀は振り返り
私をじっと見つめる。
「あの、このプ…「ごめん」
“あの、このプリントの確認してくれないかな”
そう言おうと思って口を開くと
秀が「ごめん」と言って私の言葉を遮った。
「俺、今急いでるから」