真逆な双子と恋愛三角関係
今日の実行委員は
ただ自己紹介して終わりみたいな感じ。
実行委員が終わって教室を出て行く秀を追いかけた。
「あのさ」
そう声をかけると少しだけ振り向いて、
また前を向いて
「明日にして」
と言われた。
避けられてる…
なんで…なんで…?
「まって」
そう言っても歩く足を止めてくれなくて
怒ってるの…ねぇ…
「まって!秀!」
ズキズキした胸を押さえながら
いつのまにか大声で叫んでしまった。
ようやく秀は立ち止まってくれて私は秀の目の前に立った。
秀の目を見ても目を合わせてくれなくて
また胸がズキッと痛む。
「…ど、どうして避けるの…!」
私がそう聞くと秀はようやく目を合わせてくれた。
でも、その目はとてもとても
冷たくて
私を見ているはずなのに
目が合っているようには思えない。