真逆な双子と恋愛三角関係




リコは自分の部屋から

なにかのクリームを取り出しそれを指にとる。


そして私のクマのところに優しく塗り込みながらマッサージをしだした。



「クマはね、むやみにグリグリしちゃダメなんだよ。
こうやって、クリームとかで優しくマッサージして、最後にホットタオルとかであっためるの。

そしたら綺麗に消えるから!

残った場合はファンデとかで消すとかね!」



そ、そうなんだ…


意外にも今日のリコはなんだか優しい。



「はい!あとはホットタオルで保湿!」


そう言ってリコにホットタオルを渡されてそれを目の下にのせた。


「リン、肌超綺麗だね!」


「…はっ?綺麗じゃないし」



突然リコにそんなこと言われて驚いた。


リコにほめられるとか一度もなかったのに。



「超綺麗じゃん!」


「リコの方が何倍も綺麗だし」


「私はもう全然だよ〜。

化粧とかいっぱいしてるからもう肌ボロボロだもん。
部屋で乳液とか保湿クリームとか塗りこんでるから綺麗に見えるだけだよ」



そんなこと言われたって

ボロボロには見えない。


乳液とか塗りこんだところでそんなに変わるはずもないし、

絶対リコの方が綺麗。



「きゃー!いつの間にかもうこんな時間!時間ない!」


リコがそう言って慌てだし、

私も時計を見るともうすぐ7時になりそうだった。



うそ…もうこんな時間なんだ…

過ぎるの早かったなぁ……



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