真逆な双子と恋愛三角関係




改札を出て駅を出ると

ポツポツと雨が降ってきた。



うわっ!最悪っ!

朝から雨!?



走ろうと思った瞬間、

背後から傘が伸びてきて、

腰が抜けそうになる。


だれっ!?


振り返ると秀が立っていた。


「おはよ」

ニコーッと笑ってそういう秀。


なんだ、秀か…


「お、はよう…」


秀におはようって言うの何日ぶりかな?


ちょっと緊張する。




「傘忘れたんだろ
入れてやってもいいけど」



「……へっ!?
いっ、いい!
走れば濡れない」



秀の傘からバックで一歩ぬけると
秀の傘が伸びてきて。



「いいから入れよ」


男らしい低い声でそう言われて
胸がキュンとする。


なにそれ…

なんでキュンってすんの!?


「……うん」


素直に返事して
秀の傘に入れてもらい学校に行くことになった。


歩いていて肩が触れるたびに引っ込めてしまう。


隣をあるくだけで

胸がドキドキして

肩が触れるともっとドキドキして。



ドキドキしすぎて胸が痛いよ……





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