君を抱きしめたい


積もり積もって

パンパンに膨らんだ想いが

音をたてて割れたんだ

まるで

風船みたいに。


だから

君に泣いてるのを知られたく無くて

泣き顔も

泣き声も聞かれたく無くて

1人

泣いたんだ。


泣いて

泣いて

忘れようと決めたんだ。


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