【短】《一直線番外編》 我等のドタバタクリスマス!?
安心させる様にニコッと笑って言い終えると、明智君は今にも泣きそうな感じにマユゲを下げる。


んで…「桃妃ちゃん……」と呟いた後……思いっきり抱きついて来た。


「ワァッ!?ちょっと明智君っ!?」


コイツはまた……!私限定の抱きつきグセ、つき合う前と変わらないんだから………!!


ギュウギュウ抱きしめられてモガモガもがいていると、パッと私と目を合わせる明智君。


「本当ごめん。明後日は明日の分の埋め合わせ、きちんとするから……」


「うん…ありがとう」


もう1度軽く微笑むと、優しい笑顔が私に返ってきた。
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