君との恋の可能性
中学の頃、私は普通の中学校に通ってた。そう、極普通の…

私はその時……自分で言うのもなんだけどモテていた。


ほぼ毎日と言ってもいいくらいの男子からの呼び出し。
自分でも『好きです』と何回言われたか数え切れない。


でも、私は全て断った。
全て『ごめんなさい。』の一言で。
イケメンの人気者からも地味で素朴な男の子からも…色々な子から告られた。


私は男子とあんまり話してなかった。
そればかりか、女子の大半とも話せてなかった。

私はお嬢様でもなんでもないのに。
ただ普通に話してたいのに、友達になって欲しかったのに。

私の友達は野宮鈴、酒井真子、華村愛衣の3人ぐらいしかいなかった。

私はその3人が大好きだった。


いつも悩んでる私を助けてくれた。
避けたりしなかった。


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