WiSΗ

放課後
絵里子を待っていた。

絵里子のクラスは
終わるのが遅いから
その頃には
あたしのクラスは
ほとんど人がいない。

今日は
1人男子が残ってた。

「梶山。久本応援しいや!」

「何のこと?」

「まさかの聞かされてない系?」

あの男子の集まり…

「もしかして久本と中尾くんテスト勝負?」

「梶山をかけてね。」

「ふ〜ん。っておい!」

「知りたい?」

当たり前だろっ


それは
あのとき

「久本。勝負せん?」

「中尾と?OK。」

男子の集まり

「内容は?」

「梶山かけてとかは?」

「それいーね。」

周りの男子
あたしを話題にすんなあ。

「OK。」

って久本許可すんな…

「なら俺かったら梶山になんもせず中尾がかったらなにも言わない。でいーですか!?」

「いーねえ。」

盛り上がるなあ!

ってことらしい…
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