いじめ
『生け贄』

『大文字 悠里奈』
(だいもんじ ゆりな)


これが私の名前。

私は、中学生になって学校が少しずつ慣れてきた。


小学校の頃の友達は少ない。

小百合・朝日・由美・彩・里奈

この5人が女子。

亮太・雷佑。

この2人が男子。


こんなに少ないけど、みんな友達を沢山つくって上手く行っていた、ある日。


ムカッ

ムカつく女がいた。

『彩』


小学校の頃はオドオドしてたクセに、最近は上目目線から見られてる。


なに急に。

彩は小学校時代、いじめられていた。


しかし、卒業して新しい学校。


態度が変わったのも理由は読める。


私は『悪魔』になった。

そして、後ろの席の観月(みづき)に冷たい笑いを浮かべ、聞いた。










「ヒト、いじめたコト…ある?」

                     
 
               




答えは早かった。



「あるある~♪」



私はニヤッと、心の中で笑っていた。


「じゃあ、彩のコト…どう思う?」


「ん~スキでもキライでもない。よく遊んでるから…」



私は彩にみんなが騙されてるのに、腹が立って仕方なかった。



「彩をいじめるって言ったら……協力してくれる?」


< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

モテ×2委員長
悠里奈/著

総文字数/820

青春・友情2ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
実際にあった話。 体験した話。 この頃は…幸せだった。 そして……今も幸せ 弱くて…単純な私。 そんな私のコトを、すべて書き込みました。 どうぞ、読んで下さい m(_ _)m
虹雲
悠里奈/著

総文字数/1,045

恋愛(その他)2ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
…虹雲… 恋のように明るい色… 恋のように暗い色… その気持ちが詰まってる虹。 雲は自由で…… また… 恋のように真っ白。 恋のように真っ黒。 例えてみると…全部、恋に繋がるね。 ―虹雲―

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop