想いよ…届け!
夏休み
信也君と学校生活をして、早2ヶ月。そろそろ夏休みの時期です。
ちなみに、玲奈の予定はゼロです。
彩葉の予定は、家族と温泉旅行だそうです。
「はぁー。」
彩葉は、叫びながらいった。
「ため息何かして、どうしたのー?」
「夏休み、何にも予定なくて、困り果てています。プールは1人寂しいよ!デートは彼氏いないよっ!つまんないよ。流石にねっ!」

すると、信也が「んじゃあさ、俺とデート行く?あっでもイヤか…
初デートは好きな奴といきたいよなぁ。
まぁ俺は~予定はパンパンだけどー!
行って欲しいなら、まぁ行かないって訳でもって無いけどね~!!」
(何よ!良いもん~!別に私は他にも友達いるしー!)
「結構です!嫌々なら、行きません!ってか、嫌々じゃなくても行きません!もう!初デートじゃないですし~!彼氏なんて、作ろうと思えばつくれますー!」
口を膨らましながら言った。
「あっそう。なら、まっその彼氏とやらを紹介してよー!いるんでしょ?」
信也はバカにするような目で玲奈を見下ろした。
「いっ、良いよー↓」
(どうしよう。彼氏なんて、今までできたこと無いよ~…)
確かに、デートすらもない。
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