もう少し早ければ…


レオンは、驚いたように、目を開いて

私たち2人を見てすぐ目をそらし自分の

カバンを持って何も言わずに教室から出た

っあ…そっか

私とはもうレオンは、

話したくないんだとその瞬間


レオンの態度はそう読み取れるものだった

悲しかった…

小学校の時から一緒だったけど

彼女もいるから朝も一緒は、やなんだと

思った

それを見た、千葉君は、

すぐに帰ろうと言ってくれた…

一緒帰るのを断ろうと思ってたけど…

今の私はついさっきのことで一人で帰る気がなくなった

から一緒に帰ることにした…


「先に昇降口向かってて」と言われて私は

先に向かっていった

階段を降りる途中…

先に行ったはずのレオンとおんなの先輩の声がした…

私は動くことができなかった



と同時に私は幼なじみの関係を壊したくない

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