私はもう恋をしない



「橘くん。どうしたの?」


………



ん?無言。


どうしたのかな……



「みんなに見せたくなかった」


見せたくなかった?

何のことだろう?



把握できていない私に

橘くんは言葉を付け足した


「その……。サンタ姿を誰にも見せたくなかった……」



あっ



私今すごい格好してるんだ!



思い出したら顔が一気に

赤くなるのが自分でもわかった



「だから…。その…。連れ出した。いきなりごめんな」

そう言う橘くんは

少しさみしそうだった


「あ、うん……」

「選んだの俺なんだけどな。」

橘くんは微笑んでいた

けど私には作り笑いにしか

見えなかった


「じゃ、戻ろうか。あいかはそのまま更衣室で着替えてこいよ。上着はあとででいいから!」


「…。わかった」




< 69 / 69 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop