【完】意地悪彼氏はお嫌いですか?(短編)
ある日の休日
今日は萌音(もね)とデートをする日。

萌音は1つ年下の後輩で俺の彼女。


まだ時間の10分前だけど、俺は待ち合わせ場所に居た。

………実はすげえ楽しみにしてたし。


萌音を待ってると、


「お兄さーん♡私達とお茶でもしませんかー?」


なんて、汚ねえ猫なで声で声を掛けられた。


「俺、彼女待ってるから。」


正直、萌音以外の女に興味はない。

俺はきっぱり断った。


「彼女なんか良いじゃーん♡」

「……………ちっ。」
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