同級生
深層、世間の風

「まだ元気だからいいじゃないか」



悠二は、急にうつむいた。



「実はな、アニキ…」





悠二の話によると、田舎の祖父母、両親までもあまり調子が良くないらしい…。

大したことではないと言うが、悠二の表情を見ると…

相当良くなさそうだ…。










「ふわぁ~……あれ?」



朝、悠二が目が覚めた時には僕はいなかった。


僕は気になって、夜が明けるのを待たず田舎にすっ飛んだ。



家のこと…弟の悠二の方がよっぽど考えていた。
僕は反省した…。









「俊平!どうしたの、急に帰ってきて」

「どうしたって、大丈夫なのか!?」

「なーにがよ?」

「え、だって悠二が…」

「悠二そっちに来たでしょ?」

「来た…けど……」

「ピーマンおいしかったでしょ!?あれ詰め放題だったのよ!こーんな大きな袋に。うちにもまだこんなにあるのよ」

「そ、そうなんだ。ははは……」






祖父母も両親もピンピンしていた。

悠二の表情を見て、大変なことになってると思い込んだ僕は家に着くまでずっとドキドキしていた。


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