それでもやっぱり。。。
これって、、、

「「おはよーう!」」

高校2年生の5月。

私は今、大親友の大川 花と元気な挨拶をかわす。

と、同時にバーン!
と音がし背中に痛みが走る。

「いったーい!」
思わず大声を上げて振り返ると、イタズラが成功した子供のように笑う井上 優と隣でくすくす笑う川神 蒼がいた。


「乃愛、おはよっ!あ、花もね。」


「もって!花はおまけなのぉ?」

怒りながら優と追いかけっこをし始める。


「蒼、おはよ!」
「おはよ、夢。」


大人しくって可愛らしい蒼、
子供でいたずらが大好きな、優

一見、正反対に見える2人、
同じハンド部で仲良くなったらしい。


私と花はなんでだったかな。

あ、そうだ4人出席番号が近くてそれで仲良くなったんだ。


なんて、ぼーと考えてると、優がへへへんといいながら

「ただいまー花ってば足遅くて体力ないから相手にならなーい。」とつまらなそうにしてる。

その後だいぶ立ってから
はぁはぁと言いながら花がやってくる。



「おかえり。エロいことするときはちょー体力あるのにね笑」


と意地悪をいってやった。


「し、しょうがないでしょぉ…はぁはぁ…走らないしぃ…はぁ…運動神経…関係ないん…だからぁ…」


だいぶ疲れているようで、ま「それよりもぉ…乃愛は…毒舌すぎないぃ…?」


被せられた!
むかつくー!

「まあたしかにねー」と優がいい、蒼も頷く。

「こらー!なに同意してんのよー!」
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