黒猫の思い


愛「で?話って」




飆「紗耶のことなんだ」



愛「紗耶が何かあったの?」



飆「紗耶が悪性の肺癌でなくなったそうだ。」



愛「ぇ!?紗耶が?死んだ?」



愛美は涙をずっと流していた


飆「それで、紗耶の担当医がこれを持ってきた」


手紙を愛美に渡した。



飆「一人で読みたいだろ?」


愛「うん……」



飆「じゃあ。これで」


愛美とわかれ、



公園の噴水の見えるベンチに座った


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