星空の奇跡【短編】
その時、部屋の中がザワザワと騒がしくなった。


なんだろうと思って振り向き部屋に入ると、早乙女さんが、特別ですよ、と言いながらバイオリンを出した。



立食パーティだったため、私は近くにあった椅子に座った。



~♪♪♪



……星に願いを……



伴奏がなく、早乙女さん1人でもすごく素敵……。



なんだか……笑っちゃうくらいに視界がぼやける……。



早乙女さんが弾き終わる頃、泣きたいのを我慢して、またテラスに出た。




ゆうくん……さようなら……。




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