私と、総長と、幹部候補の三角関係。
誰が好き?
それは、彼にとってとても勇気がいる質問なんじゃないだろうか。
悲しそうな彼は答えがわかってるようだった。
『答えて。』
彼の声は悲痛な声だった。
「遼……。私は…っ!」
本当のことを言おうと思った時…
遼が私の口を塞いだ。
彼自身の口で。
『なんで、何であいつだ?アイツは俺等になんの干渉もしない。だけど、やっぱりあいつじゃないとダメなのか?俺じゃダメか?
俺のものになれよ!』
前髪の隙間から見えた表情はとても痛かった。