私と、総長と、幹部候補の三角関係。
過去


私は常に目指す目標を自分の限界においた。

自分を追い込み、追い詰めることで力が生まれる。


それが、実力となる。


それを信じて戦ってきた私もある事件を境に私は何も出来なくなった。




私の腕。

たくさんのシュートを打ってきて、スリーポイントでは誰にも負けなかった。

それも、居残りでの練習の努力。



私の脚。
今や、使い物にならなくなったソレは現役の頃、私を支え、この大きい体を宙に浮かしてきた。

これも、努力。



そんな努力をいじめで否定された。


その時、私は努力に見捨てられた。




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