冬恋

どうしよう

「あ、あのすいません。」

「俺こそごめん。」

聞き覚えのある声…

そっと顔を覗き込んでみると…

りょうた…

「あれ?あや?」

「あ、りょうた(汗)」

どっ、どうしよう

ここから、学校まであと0.5㌔あるし

逃げる?でも、逃げづらいし…

「あや?ごめんな」

「ん?えっええ?何が?!」

「いや、なんでもない」

「そっか…」

なんだったんだろう?

それから、私とりょうたは

何も話さず、あっという間に学校に

着いた…
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