悪魔とあたし



藍海は優斗の顔をちらりと見るとグイッとシャツの襟を引いてキスをしてギュッと抱き着いた



「ごめんね…?
まだ二人で居たい…」



優斗はフッと笑って藍海を抱きしめ返した



「気まぐれなお姫様だな?」



「気まぐれは嫌い?」



「いや。むしろ逆。
かわいすぎなんだよ。ばーか」



「ふふふっ♪
優斗?仕事も頑張って欲しいけどたまにはあたしにもかまってね?」



「お姫様が満足するまでとことん可愛いがってやるよ」



そしてまた二人はキスをして甘い時間を過ごした…



……………



「藍海ったら…今頃は…」



紗恵はクスリと笑った



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