悪魔とあたし

Devil4




…ところが紗恵は藍海にギュッと抱き付いた



「さ、紗恵…?」



「藍海良かったねー!!!
ほんっとに良かった!」



親友がここまで喜んでくれたことに藍海もうれしくなった



「…って待って!
付き合ってないからね?」



しかし紗恵は藍海の言葉を無視しているのか聞いていないのか何やらぶつぶつと言っていた



「もーあんたも素直に喜びなさいよ!」



「素直に喜べって…出会いが最悪だったし…」



「今更出会いにこだわってる場合?
やっぱりあれだけのイケメンでも藍海に虜になるなんて♪」



「またそうゆうこと言ってー…」



「いい意味よ。
藍海が可愛さは半端じゃないってこと!」



< 56 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop