これが恋だと気づくまで
「何の話してんのー?盛り上がってるみた
いだけど!」


「あ、たけ」


「おっはー」



「おはよー!日曜日に、祭りがあるの!たけもいくー?」





「おー!行く行く!」



「おーけー!涼也と佳祐も行くからねー!」

 
「お、おう!」



「じゃあ、亜美ははっしーに言ってて!」



「わかったーじゃあね!」



「ばいばーい!」


〈亜美が歩いて行く〉


あゆなと、武士が二人きりになる。




「あゆなって、まだ涼也のことすき?」

な、なんでそんなこと聞いてくるんだろ
涼也はただの幼なじみなのに…


「え。」


「いや、やっぱ取り消す。」


「たけは?」



「え?」



「好きな人いるの?」





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