これが恋だと気づくまで
涼也の楽しそうな顔…
久しぶりに見たかも…まさか、涼也の好きな人…

「あの…。涼也呼ぼうか?」


「あ。やっぱ大丈夫です!!」


〈あゆなが走っていく〉

〜英語の授業中…〜



「はぁ…」
あゆながため息をつく。


「愛川どうした?ため息なんかついて」


「武士…い、いやなんでもないよー!」


「話してみよろ。スッキリするかもよ?」



「そうだね…

 あのね、今日の朝…涼也に祭りのこと伝え ようとしたら、目が丸くて、くりっくり で、すごくすごく可愛い人と楽しそうに 話してたの…
 そのことがなんかもやもやするんだよ  ね…」


「目がくりくり…?あ。多分山下凛だと思う」

「山下…凛?」
< 18 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop