鈍感無自覚な女の子は黒猫ちゃん
3章

凜蝶の倉庫へっ!!

      ~駐輪場~

港「とーちゃーくっ!!」

港に引っ張られて着いたのは駐輪場
 
バイクしかないけど…。

流石、不良校だよね。

港「僕のに乗ってね~」

舜「俺のに乗れ。」

健「いやいや。俺のだって。
なにがかなしくてここちゃんを俺以外の男なんかに触られないといけないの?」

相変わらずだよね。けーちゃん。

けーちゃんって昔からシスコンなんだよ

でも、けーちゃん以上にシスコンなのが

私とけーちゃんの2こ上のお兄ちゃん。

もう、うざいんだよね~。

とにかくしつこいの。

っていうかどこの高校行ってるんだろ?

健「ここちゃんは、誰のに乗るの?」

これって、けーちゃんのバイクに乗った

ほうがいいのかな~?

心「じゃあ、私がかっこいいと思ったやつに乗る!みんな自分のやつ言わないでね!」

んーっと、あっこのバイクかっこいい!!

金の蝶が書いてあって私の好み!!

でも、なんか見たことある気がする~。

まあ、いいや。

心「このバイク!!」

健「それ、俺の!!やった~。」
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