鈍感無自覚な女の子は黒猫ちゃん

まだ、コンビニには着きそうにないです

しばらく歩いてコンビニの看板が

見えた。ってところで、

不良①「あれー?可愛い子発見!」

不良②「でも、あの子彼氏いるし~。」

不良③「そんなの奪えばいいだけだし~。」

不良④「ってか、あの彼氏弱そうじゃね?」

あーあ、かわいそうだなー。

こんな不良に絡まれるなんて。

彼氏さん、彼女さんのこと

守れるかなー?

健「コソッ)ここちゃん、少し黙ってて。
あの不良達の前通り過ぎるまでで
いいから。」

ん?なんで、それを私に言うんだろー?

不良さん達の前を通り過ぎた……

不良①「ねーねー。
そこの彼女、そんな弱そうな
彼氏ほっといて俺らと遊ばないー?」

もしかしてさっきこの人達がはなしてた

カップルの話って私達のことだったの?

なんで、こんなにも恋人に

間違えられるんだろー?

健「お前らなんかみたいなやつに
ここちゃんを渡すわけないだろ。」

不良②「弱いくせに強がってんじゃねーよ。」

そういって殴りかかってきた不良くん。

……を片手で受け止めるけーちゃん。

ちなみにもう片方の手は

私と繋いでます。

不良くんたちは皆びっくり

しちゃってるよー。
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