*アイドル様とモデルちゃん*
案内された席は

1番近い、A列よりも、もっとステージに近い席で

1席しかない。


「わー…、すごい…。」

『どなたが、お好きなんですか?』

「えっ?あたし、ですか?」

『はい。まだ、他のお客様が入ってこられるまで、お時間ありますから。きかせてください。』


スタッフさんは、あたしににこっと笑いかけた。
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