*アイドル様とモデルちゃん*
瑠樹君の家は

一人暮らしとは思えないくらい、大きかった。


「上がってけよ。お茶だしてやるから。」

「え、そんな…。いいんですか?」

「あたりめーだろ。ほら、行くぞ。」


前を歩く大きな背中は

いつ見てもやっぱりかっこよくて

気をぬくと、見惚れてしまいそうだった。
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