*アイドル様とモデルちゃん*
あたしが必死に言うと、煇君はしょうがないなぁ、と言って

あたしの手を引いた。


『あれ、雛吹紫音じゃないかっ!?』


あたしが煇君に連れられて、近づいた途端

一斉にシャッターの光に包まれた。


「煇!?お前、なんで紫音とっ…。」

「紫音ちゃん、あんまり一生懸命だから、連れて来ちゃった。」

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