あなたに恋して4年。

別れ





「ゆい…」



しいなも私が知ったのを知ってたらしい



「ごめんね…なんで私なんか」


「いーの…私、知ってて付き合ってるんだからさ」



「でも…私、光希を忘れられないから…忘れようと思って凛大と…最低だよ」



「凛大もその覚悟だよ」



涙がでる


いつからこんな弱虫になったんだろう



「私ね、光希と別れたの」




「そんなことしないでよ」



「唯のためじゃないよ?自分のため。今だから言えるけどね、光希から相談されてたの…唯が好きだって」




「えっ…」




「でも…私も光希が好きで…唯に取られたくなかった。だから…」





「うん…」




「ごめん…」



「ごめんじゃないよ…いろんな人巻き混んどいてさ、ひどくない?」



とっさに帰ってしまった
< 48 / 68 >

この作品をシェア

pagetop