君と私の5年間。
漫画家の夢....応援、してくれるの....!?

とっても嬉しかった。

大好きな人に、小さい頃からの夢を認めてもらって、それだけで自分の存在価値がある気がした。

そして、部活の時間が来たらしい奏人が、去り際に、こう言ってくれた。

「じゃーな頑張れよ未来の漫画家〜!」

嬉しすぎて、顔のニヤケがおさまらなかった.....w

それから、暗く閉ざしていた心の氷が溶けていくような、ほんわかとした気持ちになった。

奏人なら信じられる、無意識のうちにそう思った。

なんてったって、私の夢を応援してくれた初めての『男の子』。

忘れようにも忘れられるわけがないw

2月、私と奏人は『友達』になった。
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