たとえ世界を敵にまわしても、君を、一生愛し続けるよ。
──────「「「「…は?」」」」
『だーかーらー!
何処に付き合うんですかって聞いたら、逃げられたの!!』

あたしは、さっきの出来事を、すっごい仲のいい友達に話していた。
って言っても、男の子だけどね。笑

「まぁ、そりゃ逃げるわな。」
と、ケータイをいじりながら律。

「妃奈らしくて、可愛いー♡♡」
語尾に♡をつけて話す、朔。

「天然も、ここまでくると犯罪だな。」
意味不明な事を、呆れたように言う梓。

「このこと、理一が知ったらやばいな。完璧キレる。」
こっちもまた、意味不明な事を言う楓。
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