恋に落ちた悪魔







「もう、ておくれなのかな。」


思ってしまう。

もう、戻れない気がしてきた。





「なにがです?

それより、今時間は…」


「あー、7時だけど、ご飯食べてく?」


「いえ、今携帯見たら、花梨から早く帰ってこいって…」


嬉しそうに笑う…

そんな顔も愛しいと思えてしまう私はホントの馬鹿者なのだろう。





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