自傷少年と店員さんとその仲間たち
「まじで?真面目に?」

俺は聞き返した

真「まじです。真面目にです」

もしも、こいつのカンが当るのなら

「・・・・・・・・・・・・」

真「どおすんのぉ?」

そんなの決まってる

「もどる」

真「じゃあ、俺もいこーかな」

「急ぐぞ」

真「はーい」

そう言って

雪の中、俺と長谷部は病院にむかって走り

だした
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