私の彼氏は最低浮気男ですが?


「はいはい……どうかしたの??」


そう聞くと


「うん!部屋あがっちゃうねっ!」


返事になってないっすよ…星羅さん。

勝手に私の部屋に入った星羅はタンスを漁り始めた。


「おーい!なにしてんのさ!」
「そんな口の利き方していいのかな?」


手を止めて仁王立ちでニヤッと笑う星羅。


「なんのこと?」
「この星羅が莉子のデート服を選んであげようとしてるのに…」
「お、お願いしますっっっ!」


さすが星羅!
私が迷ってることわかってたみたい……

ほんっと…星羅の方が頼りになるよ…


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