Love Flower~舞~
「ちょっと!やめてください!」
「え?」
「…は?」
「えっと…」
私が、たまらずにそう言うとその人は、凄く驚いた表情をしていた。
だけど、そのあとにその人が言ったことは私の想像していない言葉だった。
「その、…スカートが捲れてるよ。」
「え!?うそ!!?」
よく見てみると、その人に言われたとおりスカートの裾がパンツの中に入っていて捲れ上がっている状態だった。
「や、やだっ!」
私は慌ててスカートを直したが、あることに気づいた。
それは、教えてくれた男の人がさりげなく後ろにたっていてくれたことだった。
最初は下着を見たいだけなのかと思ったが、どうやら私の姿を見えないようにしていてくれたみたいだった。