溺愛幼なじみと同居中♪
「泣くなよ…苺花……」



いつもみたいに優しく……京ちゃんの
おっきくて温かい手が私の頭を撫でる。



「だって……京ちゃん……悲しそう……」




「もう悲しまねーから。苺花が側にいてくれるなら………」




そう言って笑う京ちゃんは
いつもの京ちゃんだった。





「京ちゃん……大好きだよ……」




熱があるせいかな?



いつもより素直になれる。





きゅっと京ちゃんの優しい手を握った。





「…………!………反則だよ。それ。俺のが好きだし。」




京ちゃんは赤くなりながら触れるだけのキスを私にしてきた。




幸せ……




この時の私はなんにも考えてなかったから
こう思えたんだろうな。




ただ幸せを感じていた。




なにも知らずに……




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